歯科医師臨床研修

令和3年度研修医 宗片 勇史 先生

口腔内科

宗片 勇史 先生

単独型プログラム修了
北海道出身/北海道大学卒

北大での研修を振り返って感じることは?

北大病院の臨床研修プログラムの特徴として、自分の興味のある診療科に所属しながら1年間の研修を行える点が挙げられます。私は学生時代から口腔を通じて全身を診ることのできる歯科医師になりたいという思いがあったため、口腔内科に所属し研修を行いました。他科の研修プログラムと並行して、外科手術や入院患者さんの病棟管理等をじっくりと学ぶことができたのは、自分の将来に一歩近づくことができた点において、大変有意義であったと思います。また、診療科に所属していることで、日々の様々な疑問を相談できる上級医の先生方が身近に存在している点も大変心強かったです。

現在の進路を決めたタイミングや理由を聞かせてください

私は現在、大学院に進学し、口腔内科に引き続き所属しながら病理学教室でがんに関する研究を行っています。病理学教室には学生時代も一時期お世話になっておりましたが、研修医時代に実際に多くのがん患者さんの治療に携わり、その治療や管理の難しさを目の当たりにしたことで、改めて基礎的な観点からがんの発生や転移メカニズムに関して研究したいという思いが強くなり、現在に至っております。

学生の皆さんへ

大学院生

宗片 勇史 先生

国家試験合格後の臨床研修は、1年間と短いながらも今後の長い歯科医師人生における方向性やモデルを形成するための大切な期間であると思います。北大病院での臨床研修は、大学病院のため幅広い症例を経験する機会があることに加え、自分の所属科はもちろんのこと各診療科の先生方からの熱心なご指導や、充実した研修医のサポート体制に非常に恵まれており、やる気に満ち溢れたみなさんにとって最高の環境が整っています。みなさんと会える日を楽しみに待っています。ぜひ、歯科医師人生をこの北大病院からスタートさせましょう!