歯科医師臨床研修

北大病院の研修の特徴は？

単独型・複合型（半年間は協力型施設で研修）・総合型があります。自分の希望する専門科（１４科）に所属します。所属科での研修をベースに、総合診療室で担当患者の治療や指導医の介助・見学、ローテーション研修（口腔外科／小児／麻酔／矯正／病棟）を行います。一般治療を学ぶとともに自分が希望した専門分野の研修を行えます。単独・総合型は１年を通して大学病院で専門知識・技術を深く学ぶことができ、複合型は協力型施設で訪問診療も含め、多くの症例を経験できることが特徴です。

指導医として大切にしていることは？

（1）対話をする：研修医が何に悩み，何を学びたいのか、何をしたいのかを素直に言える風通しの良い研修環境を整えるために重要だと考えています。

（2）ルールを遵守してもらう：担当患者の治療に関するレポート提出、当番業務などが適切に行われない場合、患者さんへ不利益をもたらし、同僚やスタッフの信頼を失い、時にはインシデント発生につながります。知識、技術だけではなく、社会人、医療人としての自覚も身につけて欲しいと切に願っています。